2010年10月25日月曜日

classical music_listening music_Bach_Beethoven_Mozart_songs_karaoke_

(17)
しみじみとした感動を与えるメロディー
おだやかな感じではあるけれども深みのあるもの、沈んだ感じであるけれども悲しみや寂しさを訴えるというよりも静かに自分の心を見つめるようなものなどがあります。癒しの音楽ともいえるでしょうが、一般に癒しの音楽として出ているCDなどに多い、ただ刺激がないだけの音楽ではなく、しっかりと感動を与えてくれるものです。
バッハ(Bach):
「ブランデンブルク協奏曲第3番、第1楽章」、「ブランデンブルク協奏曲第5番、第2楽章」、無伴奏フルートソナタ

ハイドン(Hydon):
「弦楽四重奏曲第77番(五度)、第2楽章」、

モーツァルト(Schubert):
「バイオリンソナタ第28番、K.304、第1楽章」
「交響曲第40番、第1楽章、第3楽章」、「ピアノ協奏曲第20番、第2楽章」
「ピアノ協奏曲第23番、第2楽章」、「クラリネット協奏曲、第2楽章」
「クラリネット五重奏曲、第2楽章」

ベートーベン(Beethoven):
「交響曲第3番(英雄)、第2楽章」
「交響曲第6番(田園)、第2楽章」

シューベルト(Schubert):
「交響曲第7番(未完成)、第1楽章、第2楽章」

「弦楽四重奏(死と乙女)、第2楽章(重厚な変奏が続く)」

ブラームス(Brahms):「交響曲第2番、第2楽章」

以上、私の思いつくままに挙げましたが、これらの曲はここで例に出した楽章だけではなく、すべての楽章がすばらしいものばかりです。クラシック音楽には、バロック音楽と言われるものから現代音楽までのもっと幅広い種類の音楽がありますが、とりあえず入門のためにはこのあたりから入るのが適当だと思います。

前にも書きましたように、どういうわけか説明はできませんが、私が聴きたいと思う曲の多くは、聴き終わったときに、なんとなく「よしっ」という感じが体の中から沸いてくるものが多いことは確かです。だからといってその曲が力強い曲とは限りません。寂しく弱々しく終わるような曲でも、悲しい感じの曲でも、なんとなく心の整理が付いたような感じと言えるでしょうか、「よし行くぞ」と言うようなさっぱりした気分になることが多いです。しかしそれは単なる結果であって、最初からそうなることを期待しているかというとそうでもないのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿